36.マフィントップス 燃えよ！贅肉ちゃん
まずは恒例の食事シーン。アリア、走るアナスタシアに見せびらかすように毒々しいシリアルをむしゃり。
そんなアリアは、ダイエット開始8日目の日曜日、この体型になりました。まーなんて薄いお腹。角度が違うとはいえ、上の写真と比べてもずいぶん印象が違います。
このあたりから、4人とも時々フリーウィルで筋トレをする姿が見られるようになったので驚きました。何か心境の変化があったのか。実際にはフィットネススキルが上がったことによるものなのかもしれないけど。
ダイエットが成功した記念というかご褒美として、アフター5のお出かけへ。といいつつ、本当はいまひとついい出会いがない贅肉ちゃんたち（主にコリンズ姉妹）の出会い探しのためでもあります。先日のラウンジは寂しかったので、ウィロークリークのナイトクラブ、ブルーベルベットへやって来ました。せっかくなのでパーティウェアにお着替え。エンターテイナーキャリアのサラはお仕事中です。
しかしここも寂しかった。ディナ・カリエンテが一人で踊っていました。
とりあえず声をかける。ダイエット企画の先駆者となったエリザ・パンケーキもやって来ました。しかしディナもまた薄い身体してるなぁ。ベラといいゾーイ・パテルといい、デフォルトシムってちょっと痩せすぎではないでしょうか。開発側の趣味なのかな。タウニーはデブばかりなのに。
多少にぎやかになってきましたが、見事に女ばかり。しかも結局ルームメイト同士でつるんでるし。
ザジは体力が低くて、外のベンチで居眠りしてしまいました。どうせ男はいないしいいです。
すぐ隣が美術館だったので移動してみましたが、ここも時間帯のせいなのか？ まったく人がいなくて、3人でおしゃべりしただけで出てきました。ザジと関係が赤いアレクサンダー・ゴスがにらんでいる。でも何も起きていません。
結局オアシススプリングに帰ってきて、バーに行きました。仕事が終わったサラも合流。
左端は自作シムで、バーテンダーのようです。髪型はKiara Zurk様のCC（Ariana Hairstyle）。
中には男性のバーテンダーもいました。この人はプレイ初期からいる（というか存在を認識している）アダルトタウニーです。まぁまぁいい男で自作シムやプレイシムの婿候補に考えたこともあるんですが、なんとなく（プレイヤーの）食指が動かずスルーされ続けてきた人です。髭がよくないのかな…清潔感がない感じがしてしまう。ちょっといじってみようかな。サラとアナスタシアが意味深な目線を送っていますが、特に仲良くなりませんでした。
奥にいるのはわりと最近生成されたタウニーなので、もしかしたら贅肉ちゃんたちの後釜（ピザ屋か郵便配達）かも。美人でスタイルいいし髪型も素敵～と思ってたけど、よく見たら髪型はBirksche様のCharleston Hairstyleでした。
バーはけっこうにぎわっていてよかった。若い男性タウニーがいたので早速ザジに声をかけさせました。男性の知り合いが一番少ないのは君だからね。そのハエの話は今ふさわしいのか？
アリアも、性格の悪い郵便配達くんとダンス。これはフリーウィルで向こうが話しかけてきたのかも。
ザジはまた居眠りしてしまいました。郵便配達くんの頭のあたりにグループのマークが出ているのがそれです。
おばちゃん、そろそろ体力の限界。ニッコニコ顔ですが指示で帰らせました。この少しあと、サラとアナスタシアも帰宅しました。
そして目覚めるザジ。みんな帰ったよ。カウンターに残されたままのドリンクが寂しい。
出かけてもいろいろな意味であまり効果がないということがよくわかったので、結局知り合いをあたることにしました。シニアでバツイチ娘ありのデニス・キムも呼びます。もうやけくそ。
しかし、なぜか誘惑的な気分でやってきたデニス。端っこになってしまいましたが、この優しげな目を見てください。アリア、服着なよ。
真ん中にいるのはナイトクラブにいた郵便配達のカレブ・フィッシャーくんです。
デニスにあてられたのか、アリアも誘惑的な気分に。一度恋愛コマンドを指示したら、どんどん深い仲になっていきました。すでにそんな話をしてしまうのか。あまり他人に興味を示さなかったアリアにしては意外な反応です。
まぁ、デニスでもいいか。離婚してるし。本人が押せ押せなら止めません。
サラはルーミーズのミッチェルととてもいい感じ。よく家を行き来しているのですが、話が合うのか会話がずっと続きます。
ミッチェル、いい笑顔。
正式な交際はルーミーズ世帯に入ってからにしようと思ってまだしていません。でももう決まりかな。
アナスタシアはギャヴィンといい感じかと思いきや、そうでもなかったみたい。でもこの人は普通程度の社交性は持ち合わせているのであまり心配していません。せっかちなのがやや面倒だけど、ルームメイトとも仲良くなったし。ビジネスキャリアに就かせたけど、政治家あたりに転職してサンマイシューノに住ませてもいいなぁ。
一番気がかりなのはザジです。「敵を作る」気まぐれがずっと消えなかったので、既に関係が赤くなっているアレクサンダーに仕掛けてみました。うっかり家の前を通ったばっかりに。
「金持ちだからっていい気になんないでよね！」
敵にはなりませんでしたが、「楽しい意地悪」というムードレットがついて幸せになっていました。おお、悪人っぽい。でもフリーウィルでこういう行動をとったことはありません。
さて、贅肉ちゃんたちの脂肪と恋がいい感じに燃えてきたところで、この世帯のプレイは一区切りにします。うまいこと言ってるつもりですが、恋が燃えているのは半分だけです。最後に4人のビフォーアフター写真を。
アリア。左側、おばちゃん感がすごい…。過去の記事を読み返していて気づいたのですが、初期のパンケーキ家の記事にその姿がありました。輪郭もすっきりして若返ったように見えます。肩幅なんか意外と小さかったのね。パンツが同じなので脚の太さの変化もよくわかります。
ザジ。もともと小顔で手足は細かったものの、お腹と腰回りの厚みがもったいない感じでした。そのあたりがすっきりして、顔と身体の大きさがようやくちゃんと合った感じがします。ダイエットの効果がわかるのが一番早かった。
サラ。エンジのトレーナーに黒スパッツで練り歩いていたころが懐かしい。この写真はピザ屋の服ですが。とにかくたくましい印象でしたが、服装やメイクの変化も含めてセクシーなお姉さんになりました。ウエストの細さに対して腰幅がちょっと広めで、個人的には一番好みのスタイルです。くびれが素敵。
アナスタシア。下半身がずどんとして野暮ったいのが残念でしたが、もともとの骨格の華奢さを活かしたスレンダーボディになりました。胸がちょっと垂れ気味なのが気になるので、今後は筋トレをさせてみようかな。
写真はダイエット開始から8日目の時点のものです。CASで脂肪メーターを見ると、左側は全員8～90％程度、右側は30％程度（サラのみちょっぴり多め）でした。かなりスレンダーに見えるけどまだ30％程度なのかー。実際にはその後も少しプレイを続けていたので（ナイトクラブに行ったりしたのは9日目以降の話）、少し体型が変わっているかもしれません。指示によるトレーニングはしていないし、たぶん見てもわからない程度ですが。
世帯写真の変遷はこちら。
あらまー、「Sex and the City」みたいじゃないですか（言い過ぎ）。いかにもタウニーの寄せ集めだった4人ですが、これならプレイシムとくっつけてもいいかなと思います。
このシムたちは今後プレイシムに加えるつもりですが、マフィントップスという世帯でプレイすることはおそらくありません。ちょっと寂しいけど、大抵のルームメイトはいつかは違う道をゆくもの。今後はそれぞれ仕事に恋愛にがんばってもらいたいと思います。例によっていつになるかわからないですが。
トレーニングハウスは残しておいて、また気が向いたら太っちょタウニーを集めて同じようにダイエットさせても面白いなーと思ってます。マフィントップス・シーズン2って感じで。…思ってたんですが、この少し後にCity Livingを入れたら、また似たような体型のタウニーが大量に出現したのにイラッして、ベースゲーム時代からいたシムも含め全員まとめてCASで体型変化させてしまいまいした。太っているシムがすべて嫌なわけじゃないんです。ただあまりにも同じような体型が多すぎるとうんざり。まぁまた誰かが太り始めたりしたらこの家を使うかもしれません。
あと、シムのダイエット企画としてLove Sims Life様のこちらの記事を紹介させていただきます。Get Togetherを入れたらこんな遊び方も楽しそう～。
余談ですが。
今回この世帯をプレイして、Simsって本当におもしろいゲームだなと思いました。偶発的な行動の積み重ねでしかないとわかっていても、プログラムされた特質以上の性格があるように思えてしまうし、想定外の行動をとられると何か理由づけをしたくなってしまいます。
たとえば、サラは意地悪で悪人ですが、そう見える振る舞いはほとんどしませんでした。突然「狂気じみた笑い」をやっていたのと掲示板を荒らしていたのを除けば、ルーミーズで一度ゴミ箱を蹴ったくらい。普段の生活では社交的な面のほうが多く見られて「サバサバお姉さん」のような印象でした。新しく知り合った人と恋愛関係までたどりつけたのもサラだけ（アリアとデニスはもともと友人だったので除く）。
一方、同じ悪人のザジはまったく友達ができませんでした。前回の記事にも書きましたが、意地悪して関係を悪くしてしまうのではなく、そもそも他人と話そうとしない、指示してもすぐ止めてしまうのです。陰気ではありますがこれは社交には関係ないし、一匹狼でもありません。誰にも近づかないかというとそうでもなく、姉のアリアとはよく話し「アリアを笑わせる」などの気まぐれも出してました。後半、親しくなり始めたアナスタシアにも時々自発的に話しかけていました。まるで「人見知り」という特質がついているかのようですが、もちろんそんな特質は存在しません。
（さらに余談の余談。Sims2に登場したナーバス・サブジェクトも、かなり偏った性格にも関わらず子どもには優しかったりして、彼の育ってきた境遇とリンクしたものを勝手に感じてました。）
脳内妄想による箱庭遊びでしかないんですが、それを後押ししてくれる豊かな感情表現、数多くのアクションはやはりSimsの大きな魅力です。なんの設定も持たずすべてランダムに決定された自動生成シムでも、こうして暮らしを眺めていると愛着が湧いてしまいます。街の背景の一部のようなタウニーをプレイしてみるのもたまには楽しいものですね。
と言いつつ、次はデフォルト世帯に行きます。City Livingが出てくるのはいつになるやら。
